AWS認定AIプラクティショナー(AIF-C01)とは?費用・出題形式・準備方法【2026年版】
クラウド大手3社の中で最大手のAWSにも、生成AI時代の「入門資格」があります。AWS認定AIプラクティショナー(AWS Certified AI Practitioner、試験コードAIF-C01)です。エンジニア専用ではなく、営業・企画・マネジメント層も対象にした基礎レベルの認定で、AI・機械学習・生成AIの考え方とAWSサービスでの活用を問います。この記事では、費用・出題形式・日本語対応・準備方法を公式情報ベースで整理します。
AWS認定AIプラクティショナーとは
AWS認定の中で最も入門的な「Foundational(基礎)」レベルに位置する資格です。コードを書く実技試験ではなく、概念と使いどころの理解を問う選択式の試験で、AIプロジェクトに関わるビジネス職にも門戸が開かれています。同じ基礎レベルには定番のクラウドプラクティショナーがあり、その「AI版」と考えると分かりやすいでしょう。
試験の基本情報(費用・時間・問題数)
- 試験コード:AIF-C01
- 受験料:100米ドル(為替により円換算は変動)
- 試験時間:90分
- 問題数:65問
- 有効期間:3年(再認定で更新)
- 受験方法:テストセンターまたはオンライン監督試験
基礎レベルだけあって、受験料は上位資格よりも安く設定されています。
日本語で受験できる?
できます。公式の対応言語には日本語が含まれており、英語・韓国語・中国語など計12言語で提供されています。問題文の翻訳品質も安定しているため、英語に不安があっても挑戦しやすい試験です。
出題範囲——5つのドメイン
公式の試験ガイドでは、おおむね次の5領域から出題されます。
- AI・機械学習の基礎概念
- 生成AIの基礎
- 基盤モデル(ファウンデーションモデル)の活用
- 責任あるAIのガイドライン
- AIソリューションのセキュリティ・コンプライアンス・ガバナンス
特徴的なのは、生成AIと基盤モデルの比重が大きいこと。プロンプトの考え方、RAG、ファインチューニングの使い分けといった「今どき」の論点が正面から問われます。
前提条件と向いている人
受験の前提資格はありません。AWSにまったく触れたことがない場合は、無料のデジタル教材(AWS Skill Builder)で基礎講座から始めるのが公式の推奨ルートです。AIプロジェクトに関わる非エンジニア、キャリアの棚卸しをしたい若手、クラウド資格の入口を探す学習者に向いています。逆に、すでに機械学習の実務経験が豊富な人は、上位の専門資格から検討してもよいでしょう。
2026年のAWS認定刷新との関係
AWSは2026年9月に、機械学習エンジニア・アーキテクト・開発者向けの上位試験をAI対応へ大きく刷新すると発表しました。AIプラクティショナーはその「入口」にあたる位置づけで、まずここで基礎を固めてから上位資格へ進む流れがより明確になっています。詳細は関連記事で解説しています。
準備方法——合格までの現実的な道筋
- 公式試験ガイドを最初に読む:出題範囲と用語のレベル感を把握
- 無料講座で基礎固め:AWS Skill Builderの入門コースを一周
- 模擬問題で形式に慣れる:公式の練習問題セットを活用
- 用語ノートを作る:RAG・基盤モデル・責任あるAIなど頻出概念を自分の言葉で整理
学習期間の目安は、AI知識ゼロからなら数週間〜1〜2か月程度を見込む人が多いようです。
よくある質問(FAQ)
英語ができなくても大丈夫?
日本語で受験できます。ただし一部の技術用語は英語のまま覚えたほうが、実務やドキュメント読解で役立ちます。
クラウドプラクティショナーと、どちらを先に取るべき?
決まりはありません。AI活用が目的ならAIプラクティショナー先行で問題ありませんが、AWS全体の基礎を押さえたい人はクラウドプラクティショナーから入る手もあります。
落ちたら再受験できる?
できます。再受験には所定の待機期間と受験料が再度必要になるため、模擬問題で仕上がりを確認してから申し込むのが安全です。
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